【概要】
ヤマハのセミアコSA-15です。
古い倉庫からサルベージされた個体で、当方でギターとして成り立つ最低限の修理のみ施しました。
弦の張力とトレモロ押下による負荷でトップの割れと落ち窪みがあったため、ブリッジ下とトレモロ下に檜のブロックを仕込んでいます。これにより現状より下がることはないと思いますが、まだ多少下がってますし、割れもそのままです。また、リアPUが出力されていません。古っぽい匂いもあります。
現状でチューニングも出来ますしギターとして使用することは一応出来るものの、上記のこのまま楽器として使用するのは厳しいと思いますが、修理題材やパーツ取りとしていかがでしょうか？

【シリアル・年式等】
不明です。

【キズ等】
傷、劣化多数。

【ネック】
やや順反り。
トラスロッドは触っていないので不明です。

【フレット・指板】
あまり減っていないように見受けられますが、残6割程度と思っていただければ齟齬がないかと思います。
そもそも時代的にフレットが低めです。

【弦高】
12フレットにて目視でおおよそ6弦1.5mm、1弦1.5mmです。
設定追い込んでいません。
入手された方の好みで調整して下さい。

【コントロール・サウンド】
リアが出力されていないので確認できたのはフロントのコントロールのみですが、ボリューム、トーンとも生きてはいます。多少ガリあり。サウンドはビザールなりに軽くチャキチャキ気味です。
リアPUの出力についてはちょっと弄れば直りそうな気もしますが、当方ではそこまでは追求しませんでした。PG下のトップ板が大きく開口されていますので、配線をいじるのは一般的なセミアコよりは遥かに楽かと思われます。

【重量】
家庭用の体重計にて2.8kg。めちゃ軽です。

【付属品】
なし。

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